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フロアコーティングを魅力的に見せるコツ

子の側に多いのは、先の土地事情が原因という声が圧倒的だが、よく聞いてみると長男、長女は本気で親の老後を心配していることも多い。
ここが現代っ子と呼ばれ、新人類といわれる世代の不思議さなのだが、意外なところにわが国の文化というか国民性があらわれてくる。
これは若い女子大生に聞いても、「いずれ父母の面倒を見なければ……」といった考えの一人娘や長女が多いことでもよくわかる。
中には「一人っ子なので、場合によっては結婚もあきらめる」といった健気な娘もいて驚く。
まあ、おおかたのところ、離れて住んでいると親が心配なので、遅かれ早かれ同居するなら今の家賃をセーブする意味でちゃっかり一緒に住もうというのが本音のようだ。
強いて言うなら、戦後核家族で気ままに暮らしてきた都市生活者である現代の親たちに子が少なく、長男長女同士の夫婦が多いからだと言えるかもしれない。
こうなると、子夫婦はどちらかの両親と同居する確率が高くなる。
長男と昆女同士の結婚では一組の子夫婦Lか構成されないために、双方の両親は互いに同居の〝勧誘〟をしなければならないことになる。
事実、嫁の実家に二世帯住宅を建てられてしまって、がっくりきている一人息子の粗が多いのもこのせいかもしれない。
なるほど、地価の高騰、そして年金不安を頂点とする高齢化、さらには親を思う健気な長男長女ばかりの低出生率というのが、二世帯住宅のはやる大きな要因となっていることがわかる。
もっとも、定年退職間際になって、こうした二世帯住宅に建て替えざるを得ない親たちの今までの.住まいのつくり方も、大きな原因であることを忘れることはできない。
未熟核家族の姥捨て世帯最近同属のトラブルが増えている。
かつて言われたような嫁・姑問の〝おしん〟的なものではなく、逆に親である姑の側の訴えが多い。
住宅の設計をしている建築家有志で構成している〝日本住改善委員会〟なるものがある。
筆者もそのメンバーの一人なのだが、その事務局に「住まいのよろず相談コーナー」が開設されている。
いわば住まいの「駆け込み寺」のようなもので、あらゆる相談が来る。
その相談の中で最近特に目立っているのがこの同居の問題である。
同居でも特に二世帯住宅に住む人のトラブルが増えているようだ。
同属のトラブルといえば相談するのは本来は嫁であるはずなのだが、残念ながら(?)若い嫁の相談者は少なく、ほとんどが姑である母親の相談が多い。
意外なことに、相談者は息子の母だけではなく、娘と同居している実の母であることも多い。
「娘同居はやりやすい」などと聞いたふうな安易なコトを言ってはおれない実情なのだ。
相談の要点は、ほとんどが住まいの中で親夫婦が隔離されたような生活を強いられているということだ。
「同居とは名ばかり」で、まるで「同居している他人」、あるいは「一一世帯だけのマンション」みたいだというのだ。
トラブルの発端はいろいろあるようで一概には言えないが、多くは育児や子育てにからむものだ。
昨今の受験地獄での教育ママと甘いオバアチャンの葛藤の果てであったり、子供が祖父母のところに行きっぱなしとなったりで、結局のところ双方の問に亀裂が入る。
さらには夫のルーズさや友人や来客が多いことなどが原因で行き来がなくなってしまうこともある。
いったん両者がこうなると、どちらかが元は他人であるだけに冷えた関係となり修復がむずかしい。
この点、確かに母娘の場合は比較的早く仲直りはするが、それでも娘の夫がからむとやっかいなことになる。
母親にしてみれば若い世代にもともと批判的なだけに、未熟な家庭生活や子育てに対してどうしても意見をさしはさみたくなるもので、それをがまんしていた不満が何かの機会に一気に爆発してしまう。
親側が土地を提供していれば、この高額な〝出資″に次第に怒りを覚え、ますます両者の関係は悪くなる。
こうした事例では、夫が病弱であったり先立たれたケースがほとんどで、元気だった頃の夫の威厳が双方のバランスをとっていたと思われることが多い。
しかもそうした父親の意見で住居プランがつくられていることが多く、父親主導の二世帯住宅に特に問題が多い。
互いの関係がこじれた時は、身内だけに考え方や性格がわかりすぎて、かえってやりにくい。
特に可愛いがっていた孫にまで子夫婦の感化でよそよそしくされると、もうどうにもいたたまれなくなるという。
親が子夫婦の退去命令を裁判所に訴えるケースなども、なるほど理解できなくもない。
まだまだ未熟な若い家族に、夫を失った母親が入り込んだような場合はバランスを崩す。
親の方が全資金を提供した土地や家であったりすると、今日の地価の高騰からさらに怒りに加速度がつきこじれてしまう。
双方ともいろいろな問題を解決せずに安易に同居してはいけなかったのである。
同居のスタートを探ってみるとほとんどが子を想う親の心、親を想う子の心と美しい。
目を細めて孫をあやす親の姿を見ても、親子で一家が団らんし楽しく食事をする光景もはたで見る限りすばらしく美しい。
まさにわが国、いや東洋の大家族主義のほのぼのとした歴史を感じさせるものなのだ。
ところがその実、学歴社会の教育問題から親と子の意見の差が生じて親側が我慢を強いられる。
さらに嫁が働きに出たり、趣味やスポーツなどで外に出る機会が多くなると、これまた親の側は自分たちが留守番をさせられているような意識を持ち、ギャップが生じてくる。
こんな時に生活費や光熱費、あるいは電話代などの経済的な負担の問題があいまいであると、互いの同居のバランスは次第に崩れはじめる。
不幸にして夫に先立たれたりすると、たちまち〝姥捨て″的世帯に変身することが多いのだ。
同居住宅の設計は核家族の百倍むずかしい同居とは「親世帯と子世帯が一緒に住む」ことなのだ。
当たり前のことなのだが、これが実際どれほど大変な事かわかっている人は少ない。
この点実際に同居家庭の設計をしている私たちは、実感としてそのむずかしさを体験することが多い。
同居はもちろん、若い夫婦が自分たちのために家を建てることでさえ、これに真剣に取り組むとなると大変むずかしい。
こう言うと住宅設計を真剣にやっていないかのような印象を与えるが、真剣に「夫婦とは何か」「愛とは何か」などと考えたら、住まいの設計などできようはずがないということだ。
しかし、前章で述べた通り夫婦とは「元は他人の男と女の同居」だと解釈すると、案外要望とその貞意が理解できて設計がしやすい。
住宅設計のキャリアの多い建築家の多くは、こう理解して設計しているに違いない。
目の前で「ネェー、このキチン何色にする?一などと鼻声が聞こえ、「ン?キミの好きな色にしたら一などと甘い声が聞こえても、こちら側には、妻はよりランクの高いキチンをねらい、夫はより安価なモノを願っているということが一目瞭然なのだ。
そこで、「この色、そうこのトビ色のシリーズのキッチンがイイ!この色が奥さんによく似合う!」とデザイナーとして確信をもってすすめるのである。
何のことはない、妻のねらいのランクのちょっとト、夫の願いのやや上、これを察しカラーコーディネートを口実に、一瞬にして強烈に提案するのが、スムーズに設計するコツなのである。
この要領は何軒も建ててくるとよくわかる。
しかしこれが若い建築家や設計者たちにはひどくむずかしいらしい。

フロアコーティングの調査研究活動の成果を公開し、フロアコーティングを皆様に理解していただきたいと思います。
フロアコーティングに係る調査および研究を行い、フロアコーティングとしての政策提言などに結び付けていきます。
小さな作業で大きな効果をもたらす、フロアコーティングのコストを抑える方法をフロアコーティングのプロが教えます。

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